2008年3月9日、『ありがとう』のメッセージを残し、
13歳でお星様になった愛犬『クマ』
あの日は生涯忘れることの出来ない日となった。
当時クマが2才の時、里親として引き取ってからの11年間を振り返ると
思い出が多くて涙が止まらない・・・。
突然の別れだった。
亡くなる2週間前、定期健診では異常なかったのに・・・。
2008年3月8日 夕方5時 突然クマが ヘナヘナと力が抜けたようなフセをするので
念のため病院へ連れて行った。
待ち時間の間、どんどん衰弱して行く姿がかわいそうでたまらなかった。
代われるものなら代わってあげたかった。
原因は肺に水が溜まっている為、呼吸がうまく出来ないとのこと。
すぐに酸素室に入れられた。
とりあえず入院する事になった。
呼吸が苦しくて『ハァハァ』しているクマの顔が、いつもの笑顔と同じだった。
その顔がたまらなく切なかった。
泣きながら『また明日来るからねっ』『大丈夫だよ。おやすみ。』と声をかけたら、
フセの状態で『ハァハァ』していたクマの、
『ハァハァ』が止まり、凛々しくビシッ!とお座りをして、ジッと私を見つめた。
今思えばあの行動は、最後のお別れを意味する『さようなら』だったんだね。
9日 深夜2時に電話が鳴った。『クマちゃんの呼吸が今止まりました』って・・・。
頭の中が真っ白になった。
受話器を置いた時、電話機の画面の『3月9日』が目に入った。
『3月9日』・・・。『サンキュー』・・・。『ありがとう』・・・。
クマが『ありがとう』のメッセージを残してお星様になったんだ。
と理解した瞬間泣き崩れた。
あんなに泣いたのは何年ぶりだっただろう。
お風呂に入っている時も、食器を洗っている時も、ずっと涙が止まらなかった。
人間不信だったクマには頭の先から足の先まで噛まれたのも今では笑える思い出。
お散歩中にクマが、私の足にぶつかって来たのに怒って噛んだよね。
なでなでしてる時も『グーグー』嬉しそうに鼻を鳴らしていると思えば突然噛んだよね。
こんなに可愛がっているのに『どうしてなの?』と初めは泣いた時もあった。
愛情を注いで行くうちに噛まなくなったけど、長い年月がかかったよね。
飲み物を飲んでいる私の腕に、突然クマが飛びついて飲み物がこぼれた時のこと。
冬は寒いから浅い湯船でシャンプーした時は気持ちよさそうに鼻を鳴らしていたね。
枕や布団にオシッコしちゃった時の、僕じゃありません。って知らんぷりのあの顔。
色んなことがあったよね。
もっと写真撮っておけばよかった。
もうちょっとだけ一緒にいたかった。
とも思ってしまうけど・・・
クマ、たくさん癒してくれてありがとう。たくさんの思い出ありがとう。
我が家に来てくれてありがとう。
くま、いつか生まれ変わったら、又一緒に過ごそうね。
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by anko72
| 2008-09-23 22:47
| クマの話